せっかくの甘い時間が、中途半端に終わってしまった時のやるせない気持ちは男性も女性も同じ。でも、その気持ちをストレートにぶつけるのはちょっと待って。一番落胆しているのは当の男性本人です。その彼に追い討ちをかけるような言葉はパートナーとして慎むべきです。
パートナーの方へ
彼氏、ご主人がEDかなと思ったら
「え、もう終わり?」「あなた大丈夫?」…その一言は飲み込んで
とりあえず寄り添って眠る。そんな時間もまた大切です
パートナーとの性行為がうまくいかなかった……そんな時は責めたりなじったりせず、何も言わず隣で眠りましょう。下手な慰めの言葉もかえって男性を傷つけます。
1回うまくできなかったから、次回もできないとは限りません
お酒を飲みすぎた、疲れすぎていたなど、一時的に勃起不全になることは珍しいことではありません。性行為ができなかったからとなじったり慰めたりすることがかえってEDを習慣づけてしまいます。
それでも頻回にEDの症状が見られたら
もしかしたら、今このページを見ている貴女は、心当たりがあるのかもしれませんね。「EDチェックシート」等を参考に、彼に診察を促すのもいいかもしれません。その際は「どうにかしてきたら」という冷たい言い方ではなく、「私はあなたとの時間が大切だから、いつまでも充実した時間が持てるように二人で努力しよう」というような温かな言い方を心がけてください。
セックスはコミュニケーション
言葉や身振りでコミュニケーションを取るように、セックスは愛し合う2人のコミュニケ―ションのひとつです。日頃から、互いの考えや思いを伝え合える関係が築けていますか? 「あなたともっと親密になりたい」「あなたにこうであってほしい」そんな思いを伝え合えている2人なら「あなたとの時間をこれからも大切にしたい」という思いもきっと伝わります。
恥ずかしがる彼の背中を押すのは「愛の力」
2人の時間をこれからも大事にしたい、そんな想いが伝わってこそ、彼も羞恥心を堪えて治療しようという気になるものです。
貴女にもそんな夜がありませんか?
女性にも体調や気分などでどうしてもその気になれないときがあります。また、その気はあっても体が受け付けないこともあるはずです。わが身に置き換えて、相手をいたわってあげましょう。